福島県立医科大学医学部 泌尿器科学講座


■福島県立医科大学医学部 泌尿器科学講座

泌尿器科学講座教授  山口 脩

(略歴)
1973年 東北大学医学部卒業
1979年 米国留学(1981年まで)
1984年 福島県立医科大学医学部講師
1993年 福島県立医科大学医学部助教授
1996年 福島県立医科大学医学部教授、 泌尿器科部長
学会認定医・専門医等
泌尿器科専門医・指導医
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 21世紀に入った我が国では、泌尿器疾患がますます多くなってきました。例えば、前立腺癌は食生活の欧米化に伴い急速に増加し、今後、日本において癌死をもたらす悪性腫瘍の中でその増加率が第一位になることが予想されています。また、前立腺癌ほど急増しないものの、腎臓癌や膀胱癌も同様に増加する傾向にあります。さらに、高齢化時代を迎えて、頻尿、夜間頻尿、尿失禁のように生活の質を損なう疾患も実に多く見られるようになりました。これらは、前立腺肥大症、過活動膀胱、腹圧性尿失禁と呼ばれる疾患ですが、特に過活動膀胱については約810万人もの方がこの病気をもっていることが最近の疫学調査から明らかにされています。
     (腹圧性尿失禁に対するTVT手術)


このような泌尿器疾患の他に、糖尿病や慢性腎炎が原因で腎不全となり人工透析療法を受けている方は全国で約24万人になり、腎移植が今まで以上に必要とされています。
 
 福島県立医科大学泌尿器科では、小児から高齢者まで男女を問わず様々な泌尿器疾患で悩まれている方へ、最新かつ最良の医療を提供できるようにスタッフ一同朝早くから夜遅くまで診療に励んでおります。特に当科では、排尿障害や尿失禁を起こす疾患、前立腺癌を始めとする泌尿器悪性腫瘍、副腎疾患などの診療に力を入れています。また、腎移植については1999年に全国で第3番目の脳死からの移植に成功し、現在、生体腎移植や心停止後の献腎移植に積極的に取り組んでいます。
                                     (全国3例目の脳死からの腎移植 1999年)


泌尿器悪性腫瘍は手術による治療が必要となることが多いのですが、当科では通常の開腹手術のみならず、体にかかる負担が少ない腹腔鏡手術も腎癌や副腎を中心に多数行なっております。
       (腹腔鏡手術)


 福島県立医大泌尿器科のモットーは、悩める方への心やさしい医療であります。私たちスタッフは、ご本人やご家族への十分な説明と話し合いの上で、安全で最適な治療を行なっています。泌尿器科の病気で悩んでいる方、あるいは心配なさっている方は、どうぞ安心して当科を受診下さい。

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