初期研修医からみた教授・医局員A
- こんにちは。さて唐突ですが、先生は1ヵ月という短い期間ですが泌尿器科を初期研修のローテートに選択されていますが、泌尿器科をローテートに選択した理由をお伺いしたいのですがよろしいでしょうか?
- こんにちは。私は元々、内科系志望なので泌尿器科の内科的な側面を学びたいと思い選択致しました。
- 例えば神経因性膀胱や前立腺肥大症といった泌尿器科領域のcommon diseaseの診察の仕方や診断方法などを学びました。また、尿管結石症などの急性疾患に対する診断・治療法について学べたのも、私にとって大きな収穫であったと思っています。
- 先生のお役に立ててなによりです。先生は福島医大での初期研修を選択されていますが、どうしても大学の機能上、慢性疾患というよりもむしろ特殊な疾患や癌などの患者さんが多いように思いますが、そちらについてはどのようにお考えなのでしょうか?
- 先生のおっしゃる通り、大学では腫瘍の患者さんが多い気がします。実際に最先端の治療法であるダヴィンチSiのロボット補助下根治的前立腺全摘除術を拝見させて頂きました。しかし、小島先生はじめ泌尿器科の先生方には私の意見も取り入れて頂いた研修内容を提示下さいましたので非常に感謝しています。
- 先生の研修内容とはどのようなものであったのでしょうか?
- 例えば新患外来での問診・診察を行った事や市中病院に出張されるオーベンの先生に同行させてもらい市中病院での外来診察を見学させてもらいました。また、研修中に泌尿器科医の視点から初期研修医や泌尿器科以外の医師も知っておいた方が良い事などを織り交ぜて教えてもらいました。
- ありがとうございました。最後に先生から見た小島先生・医局員についてのご感想・当科の雰囲気・魅力などについて教えて頂ければと思いますがよろしいでしょうか?
- まず、小島先生の印象ですが新しい事を取り入れ、挑戦していくエネルギーのある人と感じました。また、小島先生はじめ、医局員の先生方は教育を大切にされており、後輩・学生の先生方の教育・指導を一生懸命にされていることも分かりました。泌尿器科志望の先生はもちろんの事、あまり泌尿器科に興味をもたれていない先生も研修できる機会があれば研修された方がよろしいと思いました。最後になりましたが、今回の研修では1ヵ月では学びきれない事も沢山ありましたが、私が考えていた以上に実りのある研修期間であったと自負しています。ありがとうございました。
- どうもありがとうございました。先生の今後のご活躍を期待しています。