〈研修医・医学生のための〉泌尿器科プライマリケアと腹腔鏡セミナー

平成24年7月21日(土)に福島医大泌尿器科学講座主催の「〈研修医・医学生のための〉泌尿器科プライマリケアと腹腔鏡セミナー」が開催されました。このセミナーは定期的に開催されているセミナーであり、毎回泌尿器科に興味のある方・プライマリケアに興味がある方が多数参加してくれました。今年は例年より多くの方が参加してくださったため、今までで一番の盛り上がりをみせてくれました。

当科小島教授の開会の挨拶の後、まずは「ケーススタディ」のセッションを行いました。ここでは感染症や外傷などの症例が提示されます。参加者たちはいくつかのグループに分かれ、その症例に関して鑑別疾患や今後必要な検査などについてディスカッションします。医学生・研修医の方々が活発に意見を出し合い、規定の時間を超えてもディスカッションが終わらないほど真剣に取り組んでくれました。

教育セミナー

 

ディスカッションが一区切りした後、「session Uハンズオンタイム」のセッションを開始しました。参加してくれた方々にはこれは好評で、後で感想を聞くと「面白かった」「いい体験ができた」と答えてくれました。「ハンズオンタイム」とはトレーニングボックスを用いて腹腔鏡の手技を体験できるセッションです。普段手術室で見ていた腹腔鏡を体験できるということで、皆さん興味津々でトレーニングボックスを覗き込んでいました。

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最後のセッションは当科小島教授からのショートレクチャーでした。前立腺癌の歴史やこれからの治療、これからの泌尿器科のあり方など、熱意を込めて話してくださいました。

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セミナーの後は恒例の打ち上げです。教授から学生の方々までみんな入り混じって、美味しいお酒を飲みながら仕事のことも仕事に関係ないことも話していました。打ち上げのおかげで参加した人たちの距離が縮まった気がしました。

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「〈研修医・医学生のための〉泌尿器科プライマリケアと腹腔鏡セミナー」はこれからも開催していきます。今回参加した人はもちろん、参加しなかった方々も是非とも参加してください。