〈研修医・医学生のための〉泌尿器科プライマリケアと腹腔鏡セミナー

平成26年6月21日(土)に郡山市ホテルハマツで、福島医大泌尿器科学講座主催の「〈研修医・医学生のための〉泌尿器科プライマリケアと腹腔鏡セミナー2014」が今年も開催されました。このセミナーの主旨は、研修医・医学生が泌尿器科学に興味を持っていただくこと、一般臨床で多く遭遇する泌尿器科関連疾患のプライマリケアを勉強することを目標にしております。今回は、7名の研修医が参加してくれました。

セミナーの最初のセッションでは、 ケーススタディを尿閉(前立腺肥大症)、尿路結石、腎外傷の3題を用意しました。当科を代表する医師3名による症例提示と少人数に割り当てられたグループでの討論、そしてグループ代表者によるまとめの発表を行いました。2番目のセッション、トレーニングボックスを用いた腹腔鏡手術体験では、柳田講師の総論の後、5台のボックスに分かれ、内視鏡技術認定医の指導のもと、参加者は鉗子操作や結紮縫合に挑戦しました。最後のセッション、小島教授からのレクチャー「留学・研究のすゝめ」では、これから医師を続けて行く上で、常に様々な疑問をもって、新たなことへ挑戦していくことがとても重要であること、その過程で留学・研究も我々医師にとっては重要であることを教えていただきました。

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