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研究・学会活動

学会・セミナー参加報告

第39回東北腎不全研究会 主催報告

赤井畑秀則

8月25日〜8月26日にかけて東北腎不全研究会を主催させていただきました。東北腎不全研究会とは東北地方における透析医療に関して発表・討論する学会です。会場はコラッセ福島で行いました。東北腎不全研究会は東北地方の透析施設が参加する学会であり、ある程度大きな規模の学会だと思いますので、学会期間中に不手際が生じないか、無事に主催することができるかと緊張して当日を迎えました。

学会開催期間は学会開始前に会場に集合して事前に打ち合わせをします。責任者の熊谷研先生が中心となって役割や進行の再確認が行われました。

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各ブースの責任者に配布されたトランシーバーで連絡を取るようにします。

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学会は第39回東北腎不全研究会会長である小島先生の挨拶から始まりました。

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演題は口演とポスターの2つの形式で発表されました。移植やバスキュラーアクセス、透析患者様の栄養指導や全身管理についてなど、多くの発表がなされました。その中で今回、特に目についたのは災害時の透析医療についてでした。透析は、たとえ震災中であっても、きちんと定期的に行わないと命に係わります。東日本大震災では水が使用できなくなった地域も多く、その地域の透析患者をどこにどのように移送するかは大きな問題でした。今後災害時に透析療法を維持するためにはどうすればよいか、活発な意見交換が行われました。

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第39回東北腎不全研究会は無事に終えることができました。透析療法を向上させることの重要さ、透析患者様の生活習慣の大切さなどを再確認し、最新の治療について勉強できるよい機会でした。また、学会を主催することの大変さも経験することができました。今回学んだことを忘れずに、次に主催する学会にのぞみたいと思います。

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