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学会・セミナー参加報告

第5回 ロボット外科学会参加報告

2013年1月19日 名古屋国際会議場において、第5回ロボット外科学会学術集会が藤田健衛生大学上部消化管外科教授 宇山一朗先生のもとで開催されました。2012年5月から、ロボット支援下前立腺全摘除術が保険収載となってから、本邦でもたくさんの前立腺全摘が行われておりますが、泌尿器科領域からの発表演題は意外に少なく、12題ほどでした。その中で当科からは、3演題の発表になりました。小島教授が、前立腺全摘術後の尿禁制の工夫について、柳田先生が、ダビンチシステム操作体験アンケートからみた本システムの評価について、小生が、小児における尿路変更手術の臨床応用・導入に向けた、ブタを用いた手術手技開発について発表しました。発表数もさることながら、演題内容も他施設と違って、ユニークであると思われ、今後、福島県立医科大学泌尿器科学講座が、ロボット手術のメッカ(?)になる予感がした学会でありました。
  個人的には、自分の発表に関して、数人の先生からいただいた質問に答えられず、“フリーズ”してしまい、小島教授に答えていただくという、いわゆる“空中戦”となってしまい、大変恥ずかしい事態に陥りました。きちんと勉強しなくてはいけないと痛感した学会となってしまいました。
  また、私たち以外にも、当教室の関連施設の先生やメディカルスタッフの方々も参加されておられ、福島県はダビンチの導入は少し遅れをとりましたが、必ず挽回し、日本をリードする教室になるものと確信しております。

写真1
来年は、今年よりもっと多くの演題を出すと、
意気込まれている柳田先生

 

写真2
レクチャーセッションを熱心に聴講されている、
参加者の方々。

 

外科、産婦人科の先生方、看護師さんやMEさんなどのメディカルスタッフの方々もたくさん参加されておられていたためか、女性の方が多かったようです。いつもの泌尿器科学会と違い(?)、非常に華やかな学術集会でした。

 

(文責;羽賀宣博)

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