HOME > 学会・セミナー参加報告

研究・学会活動

学会・セミナー参加報告

第22回日本小児泌尿器科学会総会参加報告

胡口

今回、7月10日から7月12日まで東京で行われた日本小児泌尿器科学会総会に参加してきました。

当日朝は学会にて発表のある羽賀先生、佐藤先生と同じ新幹線で福島を出発しました。到着した東京の暑さは福島の比ではなく、観測史上初(7月上旬)となる猛暑日の連続だったようです。学会は東京ビッグサイト(東京国際展示場)で行われるということで、我々はさまよいながらも会場へ向かいました。しかし、いざ展示棟へ入ってみるとそこは会場ではありませんでした。学会場は展示棟や会議棟ではなく、TFTビルという隣接したビルだったようで、当科小島教授に笑いの種として話したところ、教授も同様に会場を間違えたそうです。会場到着後、参加受け受けをして教育セミナーに出席しました。セミナーは二分脊椎や夜尿症などの講演が行われ、初日は教育セミナーを受講し終了となりました。

     
学会・セミナー参加報告 学会・セミナー参加報告 学会・セミナー参加報告
     

翌日は朝から内視鏡手術のセミナーが開催され、その次のセッションで羽賀先生の発表が行われました。羽賀先生の発表は、先天性水腎症に対する腹腔鏡下腎盂形成術の変法についての報告でした。その他にもいくつか発表がありましたが、一番インパクトがあった演題はマウス精巣組織の凍結保存と体外での精子形成という基礎分野の発表でした。内容も非常に面白く、総会の優秀演題にもなったようです。その後も発表は続いていきましたが、会場は極めて寒く震えながら聴講していた記憶があります。

     
学会・セミナー参加報告 学会・セミナー参加報告 学会・セミナー参加報告
学会・セミナー参加報告
     

最終日は朝一番のセッションで佐藤先生が症例報告を行いました。その後は、小児泌尿器科を考えるといったパネルディスカッションやシンポジウムを聴講し、学会は終わりを迎えました。

小児泌尿器科学会は他の成人を対象とした学会と異なり先天異常に対する治療や研究についての発表が多かったことが印象深く、泌尿器科が世代を問わない幅広い分野であると改めて実感しました。

ページの先頭へ