福島県立医科大学医学部　泌尿器科学講座

排尿機能学会報告

　9月19日〜21日の3日間で、排尿機能学会に参加してきました。自分がこれから排尿の分野で研究をしていく上で興味深い発表もいくつかあり、今回は勉強させてもらった学会でした。
　そして今回の学会では、実験を教えていただいた名古屋市立大学の濱川先生が基礎部門で学会賞を受賞されました。IL-18と前立腺肥大症発症機序の関係についての、非常に明快なプレゼンでしたし、自分としても刺激を受けた発表でした。
　最終日には矢部先生の発表がありました。内容は、前立腺肥大症患者のデュタステリド継続率の検討。臨床に即した内容であり、なおかつ発表自体も堂々とされていました。やはり先輩の背中はで大きいものです。

　今回自分の発表はなかったのですが、来年、再来年の学会に向けて、改めて意欲をもつきっかけとなった学会でした。