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研究・学会活動

学会・セミナー参加報告

第51回日本癌治療学会に参加して

石橋 啓

10月24日から26日にかけて、京都で行われた日本癌治療学会に参加してきました。当講座からは私(石橋)の他、柳田先生、熊谷伸先生、そして小黒先生が参加し発表してきました。それぞれ仕事があるために京都入りしたのは全員ばらばらとなってしまいました。小黒先生は相馬市立病院の仕事を終えてからの参加となりましたのでかなり遅い時間に京都入りしたようでした。当時、台風が2つ太平洋上に発生しており、西日本も大雨の予報でしたので、全員無事京都入りしたことを確認出来たときは安堵しました。本講座からは私と、柳田先生、小黒先生が口演で発表してきましたが、中でも柳田先生の演題は優秀演題賞を受賞致しておりました。大変名誉なことであると思います。また熊谷先生はポスター発表でしたが、自分の発表前も関連分野のセッションに参加して積極的に質問をし、またポスター発表会場でも他県の泌尿器科の先生と熱く議論を交わしておりました。泌尿器科総会のような学会と異なり、様々な科の演題を聞くことが出来る学会なのですが、科をまたいでそれぞれに注目される分子や抗体、免疫療法など大変興味深い演題の多い学会でした。この日本癌治療学会は来年、福島県立医科大学の器官制御外科学講座が「愚直なる継続」のスローガンで主催となっております。このスローガンは常に本学理事長の菊地臣一先生が口にしている言葉です。この言葉を胸に、これからも一丸となって癌治療の研究に取り組んで行きたいと思います。

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