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研究・学会活動

学会・セミナー参加報告

Advancements in Urology 2015

小川 総一郎


会場。日本人観光客だらけで、
スーツ姿が浮いていました。
 教授、赤井畑医師、小川の3人で、ハワイで行われたAdvancements in Urology 2015に参加いたしました。米国泌尿器科学会と日本泌尿器科学会が主催する2年に1度の会合です。意外にも3人とも初のハワイでした。

 往路便では、希望したエコノミークラス通路側の席がなかった小川がビジネスクラスにアップグレードしてもらえるという幸運をゲットし、同じ便の赤井畑医師に悪いと思いつつも、快適な時間を過ごすことができました。現地時間の11日朝に到着、この日は夕方に開会でしたが、旅の疲れか体調がすぐれませんでした。


会場の廊下から
 翌日から本格的なミーティング開始です。泌尿器科学における最先端事項のミニレクチャー、シンポジウムが朝7時からみっちり続きました。もちろん英語です。日本ではまだ全く行われていないような診療が数多くあり、驚きの連続でした(普段からもっと英語論文を読んだりしていれば、ここまで驚くこともなかったかもしれません、反省です・・・)。教授は前立腺癌治療についてのセッションで、シンポジストでした。昼食をはさみ、午後は若手から中堅の日本人医師が小グループに分かれ、あらかじめ割り当てられていたテーマについて英語でのプレゼンテーション、討論を行いました。小川は前立腺肥大症のグループで、薬物療法に抵抗性となる危険因子について、赤井畑医師は難治性過活動膀胱のグループで、難治性過活動膀胱の評価法についてでした。自分の言いたいことを英語で伝えるのは不得手で、周囲の先生方にも助けられながら何とか、といった感じでした。ただ、準備の際に論文は読み込みましたので、とても勉強になりました。


ミーティング
 翌13日も朝7時からレクチャーが続き、14日昼に終了しました。いずれの日も早朝に始まった分、終了は15時頃と早かったので、ワイキキビーチを歩いたり、ハワイの食事を楽しんだりすることができました(最終日は、東大の井川靖彦先生とご一緒させていただきました)。

 帰りはエコノミークラスの窓際に9時間閉じ込められ、疲労困憊で帰国しました。この経験を生かし、知識・技術の向上に精進したいと思います。

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