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受賞報告

第3回日本泌尿器内視鏡学会・学会賞 受賞報告

「第3回日本泌尿器内視鏡学会・学会賞を受賞して」

福島県立医科大学 医学部 泌尿器科学講座 小島祥敬

この度、私達の論文“Comparison of laparoscopic pyeloplasty for ureteropelvic junction obstruction in adults and children: lessons learned. The Journal of Urology. 2011;185:1461-7.”に対して、第3回日本泌尿器内視鏡学会・学会賞をいただくことができました。大変栄誉ある賞をいただき光栄に存じます。
腹腔鏡腎盂形成術は、成人においても小児においても腎盂尿管移行部通過障害に対する標準的術式になりつつあります。しかし長期に渡る腎機能温存を念頭に行うべき手術であり、特に小児に対しては難易度が高いとされています。特に1歳から3歳くらいの小さなお子さんに対しては、わが国においてはほとんどの施設において開放(開腹)手術でなされているのが現状です。本論文において私たちは、成人と小児の両者の経験と教訓をもとに、手術成績の向上と普遍的手術開発にむけた私たちのこれまでの取り組みについて報告しました。
今後もこの賞を励みに、さらなる技術向上や新しい手術開発に向けて精進するとともに、後進の指導にあたりたいと思います。

>>平成24年度 日本泌尿器内視鏡学会 学会賞 受賞

 

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