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研究・学会活動

受賞報告

第9回日本泌尿器科学会医療賞受賞報告

一杉会 会長 伊達智徳

このたび福島医大泌尿器科学講座同門会「一杉会」は第9回日本泌尿器科学会医療賞を受賞しました。これは平成25年に学会に設定された学会賞の一つで、泌尿器科医療の領域で国民の健康増進・福祉の向上に顕著な貢献を果たした団体、または個人に与えられるものです。

過去に保健医療行政分野で吉田英機先生、男性医学や性感染症の分野で熊本悦明先生などが受賞されています。今回は大震災や東電原発事故からちょうど10年が経過し、震災のダメージや風評被害から逃げ腰になることなく、一杉会会員諸君が復興の取り組みを持続的に行ってきたことが評価されたと考えております。

具体的には震災・事故当時の浜通りの医療崩壊、特に危機に瀕した透析医療に関して一杉会が即時のネットワークを構築し、支援透析・深夜透析などを行いました。また一般泌尿器科診療においても、公立相馬総合病院や南相馬市のうめだ腎泌尿器科、さらにはいわき市の泌尿器科諸診療施設が活躍しております。

この受賞を契機に、さらに福島県内の泌尿器科医療が発展充実することを願っております。

 

  授賞式には赤井畑秀則医師が
代理出席いたしました。
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