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初期研修医の皆さまへ

留学先からの便り

小川総一郎
名古屋市立大学留学記 その2

こんにちは。時の経つのは早いもので、名古屋でもマフラー、手袋が欠かせない寒さがやってきました。ちょっと前まで暑さに苦しんでいたのが嘘のようです。6年生の皆さんはいよいよ国家試験が迫ってきましたね。自分が合格する姿をイメージしながら、焦らずにやれば大丈夫と思います。疲れた時は、泌尿器科医局へ気軽に足を運んで下さい。

今回は、日本泌尿器科学会東海地方会のことをレポートします。地方会というのは都道府県あるいはエリアごとに年数回行われる学会で、症例報告が多いのが特徴です。東海地方会では、素晴らしい発表1題だけに贈られる優秀演題賞というのがあり(東北地方会では、最近3回は連続して福島医大が受賞しています)、12月の地方会では私が名市大を代表して応募させていただくことになりました。名市大はこれまでほぼ毎回優秀演題賞を獲得していて、独占状態。小島先生からは、発表練習会から厳しい、と伺っていましたので、何とも落ち着かない気分でした。

準備ですが、日常業務が終わってから文献を調べ、症例についての実験を追加し、スライドを作り、・・・という感じで、とても多忙でした。本番が近付くと、発表練習会が行われます。毎回とても丁寧にチェックしていただき、推敲を重ねました。結局本番までに、練習会4回、練習会とは別に個人指導2回と、先生方には多くの時間を割いていただきました。その結果、当初は目もあてられなかったものが、見違えるような内容に完成しました。いよいよ当日、残念ながら受賞は逃してしまいましたが、改善すべき点、良かった点をアドバイスいただき、とても勉強になりました。このプロセスは宝です。熱心にご指導下さったことを嬉しく思っています。

さて、ここからは雑談です。名古屋飯は食べてる?とよく聞かれます。思うほど食べていませんが、名古屋の味噌と、味噌串カツが好きなので、病院内のコンビニで売っているオリジナル弁当「三元豚丼(味噌)」は良く買います。休日だとスーパーで味噌串カツを買うことも多いですが、本当は専門店に食べに行きたいです。名古屋飯とはちょっと違いますが、名古屋のモーニング、は数回経験しました。モーニングは、喫茶店でコーヒーなど飲み物を注文すると、ミニサラダ、トースト、ゆで卵がついてくる朝のサービスです。飲み物1杯の値段なので、350円くらいです。名古屋には喫茶店が多く、朝6時とか7時から営業しています。ご老人や奥様方の情報交換の場だったり、お父さんたちが新聞やコミックを読むために来ているように見えました。
名古屋生活もカウントダウンに入りました。気を引き締めて過ごしたいと思います。

 

写真 写真
銀杏がきれいです。 主催した泌尿器内視鏡学会では、
鉄砲隊に扮装しました。

 

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