HOME > 学会・セミナー参加報告

研究・学会活動

学会・セミナー参加報告

日本アンドロロジー学会第35回学術大会

小川総一郎

HOME
一般の方は、何の学会?
と思ったことでしょう。
前橋で行われた学会に教授、小川が参加してきましたのでご報告いたします。大宮、高崎で乗り換え、2時間ほどで前橋駅に到着しました。駅から延びるメインストリートをホテルに向かって歩いていると、学会開催を知らせる歓迎のフラッグが出迎えてくれました。この時期の群馬県は暑いという印象を持っていましたが、やや蒸し暑かったくらいで、思ったより快適に過ごすことが出来ました。

アンドロロジーとは、「臨床医学領域の男性学と、基礎医学領域の雄性学が一体となって発展してきた」学問のことです。アンドロロジー学会には泌尿器科医や産婦人科医、小児科医、看護師はもちろんですが、不妊治療に携わる胚培養士、そして農学部や理学部の基礎研究者、獣医学の専門家も一堂に会します。規模はさほど大きくありませんが、レベルが高く熱い議論が繰り広げられます。

私は初日朝一番に性機能に関する発表を行いました。著名な座長(司会)の先生からアドバイスをいただきましたので、更に解析を進めていきたいと思います。その後は、不妊症に関する発表や、学術奨励賞受賞演題、性機能に関する研究発表、前立腺癌とホルモン療法の講演を中心に聴講しました。

懇親会では、群馬大学の医学部生によるオーケストラやジャズの演奏が披露されました。昨年もそうでしたが、学生の皆さんのパフォーマンスを見られるというのは嬉しいことです。何かに一生懸命に取り組む若者を見ていると、明日への活力が湧いてきます。演奏に耳を傾けつつ、他の先生方との交流を深めました。この交流と本学会で得られた知見を生かして仕事をしていきたいと思います。

HOME

昨年撮影していただいた先生に、今年もシャッターを押してもらいました。
私のポーズも昨年と同じです。

ページの先頭へ